SPCW工法の用途と特長

SPCW工法は、気泡混合軽量材を利用した盛土構造物の構築に当たり「狭い場所でも施工可能」な方法として開発されました。SPCWパネル(プレキャストコンクリート化粧板)をPC鋼棒で連結・緊張するキャンティ方式で自立させて、パネル背面に軽量材を打設することにより、垂直壁または斜め壁の盛土構造物が容易に構築できます。他工法に比べ工期短縮と経済性に優れた工法です。
SPCW工法(旧称:S.P.C.ウォール工法)は、平成12年3月国土交通省のパイロット事業に採用されて以来237件の施工実績を重ねることが出来ました。平成22年11月「SPCW工法」と改称し、道路・橋梁・擁壁の整備、改修に更なる寄与を目指しています。

【SPCW工法の用途】

  • 道路構築方式:垂直、斜め壁盛土構造として新設道路、道路拡幅(1.5車線的整備等)の構築
  • 災害復旧方式:道路路肩の崩落修復、急傾斜面の崩落阻止等へ適用
  • 落石覆工方式:落石防護対策工法、斜面崩壊防止工法、擁壁補強工法

【SPCW工法の特長】

  1. SPCWパネルは自立部材であり、直壁から5分勾配まで設置できる。
  2. 基礎底面の掘削幅は1m程度で施工可能なため、床堀・堀削を縮小化できる。
  3. 既設構造物は撤去する必要がなく、覆工で対処できる。
  4. 軽量材は比重の調整が可能(γ=6.3と10.2kN/m3)で軟弱地盤上及び河川等の水位が在る場合でも設置できる。
  5. SPCWパネルはグラウンドアンカーの受圧板として適用することが可能。

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道路構築方式の施工例


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災害復旧方式の施工例


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落石覆工方式の施工例